障害者向け支援制度の概要

障害を抱える方やその家族は、医療費や収入減少など多くの追加費用がかかります。米国では、こうした負担を軽減し、機会を広げるためのさまざまな給付制度が用意されています。

社会保障局(SSA)の支援

  • 米国社会保障局(SSA)は、障害者向けの主な給付機関です。対象となるのは、障害児、幼少期に障害を持った人、そして「低所得で資産が限られ、65歳以上または盲目・障害を持つ人」です。給付を受けるには、少なくとも12か月続く、または続くと予想される重度の機能制限が必要です。

就労支援プログラム

  • SSAは、働く若年障害者向けにも支援を行っています。22歳未満の障害者は、SSI(障害者補足所得)やSSD(障害保険)の所得判定において、年間最大6,600ドルまでの貯蓄を除外できます。これにより、貯金が給付額に影響しにくくなります。

医療保険の給付

  • SSI受給者は多くの州で自動的にメディケイド(低所得者向け医療保険)に加入できますが、州によっては個別に申請が必要です。65歳以上はメディケアの対象ですが、障害給付を24か月受給した場合や、特定の重度疾患(例:腎不全、ALS)に該当すれば、若年でもメディケアが適用されます。所得がメディケイドの基準を超えるが民間保険が手の届かない場合は、州の子ども健康保険プログラム(CHIP)が支援します。

給付の対象期間

  • 障害が原因で働けなくなった成人は、障害が1年以上続くか死亡に至る見込みがある場合に給付を受けられます。加えて、年齢に応じた「最近の就労」テストと「就労期間」テストをクリアする必要があります。たとえば、38歳の場合、障害発生前の10年のうち5年働いていること、そして総就労期間が最低3年であることが条件です。

給付申請の手順

  • 障害が発生したらできるだけ早く申請することが推奨されます。審査には3〜5か月かかることがあります。オンラインでの申請、最寄りのSSAオフィスへの来訪、または電話(1-800-772-1213)での予約が可能です。聴覚障害者向けのTTY番号は1-800-325-0778です。申請には障害報告書(SSAウェブサイトからダウンロード可)が必要です。

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