予算を抑えてバリアフリー浴室を実現する方法
はじめに
予算が限られていても、バリアフリーのお風呂は十分に実現できます。大規模な改装が難しい場合でも、低コストのアクセサリーを導入すれば、安全に入浴できる環境を整えることが可能です。引っ越しや転居が頻繁な方でも、持ち運びできる装備なら次の住居でも活用できます。
必要なアイテム
- 浴槽用トランスファーベンチ
- 滑り止めバスマット
- ハンドヘルドシャワーヘッド組み立てキット
- 植物フック(フック式ホルダー)
- 取り外し可能なクランプ式浴槽レール
- トイレシートフレームまたはサラウンドタイプ
- 高さ調整可能なトイレシート
- 滑り止めドアノブカバー
設置手順
ステップ1:浴槽用トランスファーベンチを設置し、浴槽への出入りを楽にします。ベンチの耐荷重を確認し、使用者に合わせて高さを調整します。ベンチの脚に付いた吸盤で浴槽内に固定し、外側の座面に座ってから足を一本ずつ浴槽に入れ、ベンチ上で体を滑らせて浴槽に入ります。さらに、浴槽底に滑り止めマットを敷くと安全性が向上します。
ステップ2:固定式シャワーヘッドをハンドヘルド式に交換し、入浴者が水流を自由にコントロールできるようにします。ヘッド部に流量調整機能が付いたものを選び、既存のシャワーヘッドを残したい場合はペット用品店などで取り外し可能なハンドヘルドを探してください。植物フックでハンドヘルドをベンチの脚やシャワーホースに固定すれば、使用中に手元に保ちやすくなります。コーティング加工されたフックは錆びにくく、浴室の湿気から守られます。
ステップ3:クランプ式浴槽レールを取り付け、浴槽への出入り時のサポートを強化します。シングルレベル、マルチレベル、滑り止め加工など様々なタイプがあるので、浴槽の形状や使用者の動作に合わせて選びましょう。
ステップ4:標準トイレをバリアフリー化するために、トイレシートフレームまたはサラウンドタイプを取り付けます。調整可能なサイドサポートが座る・立ち上がる際の補助となります。さらに、座面を高くするためのリフトシートを追加すれば、快適な高さに調整できます。
ステップ5:レバータイプの蛇口ハンドルが理想ですが、設置が難しい場合は既存のハンドルに滑り止めドアノブカバーを装着します。握りやすいカバーは水温調整をスムーズにし、力を入れずに蛇口の開閉が可能になります。
