18歳以上の障がいを持つ子どもの介護

日常のケア

友人や家族の助けがあっても、障がいを持つ成人の子どもへのフルタイムケアは疲弊しがちです。負担軽減のため、地域の介護サービスを活用しましょう。例として、理学療法、ハウスキーピング、送迎、食事配達などの医療・非医療在宅サービスがあります。

地域によっては、成人向けデイサービス(デイケア)を提供しており、日中の活動や健康サービスを受けられます。子どもをこのプログラムに入所させることで、仕事や社交活動を続けながら、必要なケアを受けさせることができます。

障がいを持つ成人の子どもが自宅で一人で過ごせる場合、緊急通報システムを導入すると安心です。例えば、子どもが押すだけで監視センターに連絡が届くボタン付きのネックレスやブレスレットがあります。また、家庭内での緊急時には、インターホンやビデオカメラを設置し、別の部屋から子どもの様子を音声や映像で確認できます。

将来の計画

成人した子どもがいるということは、親自身も中年以上であることが多いです。自分がいなくなったり、介護が困難になったときに誰が子どもの世話をするかを考える必要があります。まずは障がい者支援を行う地域の機関に相談し、将来のサービスや住居の選択肢についてアドバイスを受けましょう。また、支援団体やセラピストとつながることで、親子ともに精神的な備えができます。

次に、家族全員と率直に話し合うことが重要です。例えば、兄弟姉妹が罪悪感から無理な約束をしてしまうことがあります。将来的に家族が介護を続けられない可能性を認識し、代替案を検討しておくことが大切です。

障がいを持つ子どもの自立を促すことも重要です。例えば、可能ならば自分で洗濯をさせるなど、日常生活のスキルを教えましょう。自立できることで、親が不在になったときの移行がスムーズになります。親としては、子どもが親や家庭、慣れた生活リズムを失うことによるトラウマを最小限に抑えることが目標です。

また、家族以外の人々との関わりを増やすことも有効です。障がい者向けのクラブや特別オリンピックなどのイベントに参加させることで、同年代の仲間と交流し、新しい生活環境への適応を助けます。

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