体内の細菌を撃退する主要な抗生物質4選

体内には常在菌が存在しますが、時に有害な細菌が侵入し、体調不良を引き起こすことがあります。体は自然にこれらの細菌と闘うこともありますが、闘えない場合は抗生物質が必要です。抗生物質は細菌感染症に対して有効な薬であり、風邪などウイルス性疾患には効果がありません。

セフェム系抗生物質(Cephalosporins)

セフェム系は最も頻繁に処方される抗生物質クラスで、ペニシリンと構造が似たベータラクタム環を持ち、細菌の細胞壁合成を阻害して殺菌します。耳・鼻・喉・肺・副鼻腔・皮膚などの部位で起こる感染症に用いられ、肺炎、溶連菌性喉頭炎、扁桃炎、気管支炎、皮膚感染症、尿路感染症など幅広く治療します。

ペニシリン系抗生物質(Penicillin)

ペニシリンは1928年にアレクサンダー・フレミングが発見した歴史的抗生物質で、様々な病原菌に対して効果があります。現在でも耳の感染症、喉の感染症、創傷感染などに広く使用されています。

マクロライド系抗生物質(Macrolides)

マクロライド系は細菌の増殖を抑えることで作用し、特に65歳未満の肺炎患者やペニシリンアレルギーのある人に用いられます。投与後2〜3日で症状が改善することが多いですが、下痢、嘔吐、吐き気などの副作用が起こることがあります。

フルオロキノロン系抗生物質(Fluoroquinolones)

フルオロキノロン系は細菌を直接殺すか、増殖を阻止することで感染症を治療します。骨・関節感染、皮膚感染、尿路感染、前立腺炎、重度の耳感染、気管支炎、肺炎、結核、いくつかの性感染症などに有効です。ただし、妊婦や小児への使用は禁忌とされています。

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