クローン病の診断方法
クローン病は症状が他の疾患と似ているため、正確な診断には複数の検査が必要です。以下に主な検査手順を示します。
検査の流れ
医療歴の記録
腸の動きや便の粘液・血液、形状や回数の変化など、医療歴を詳細に記録してください。家族歴や性歴、海外渡航歴、腹痛の有無や排便後の改善も伝えます。
身体診察
腹部の触診、直腸診、腸音の聴取に加え、目・皮膚・関節・口腔の状態も確認します。女性の場合は骨盤診も行うことがあります。
必要に応じた精密検査
大腸鏡検査やシグモイド鏡検査で腸内を直接観察し、組織の生検、MRI・CT、バリウム注腸検査、さらにはカプセル内視鏡(飲み込み型カメラ)も実施されます。
便検査など非侵襲的検査
便の血液、細菌・寄生虫、白血球の有無を調べます。白血球が認められてもクローン病と確定するわけではありません。
