血管が破れる原因とは?
血管破裂の概要
血管が破れる(静脈破裂)は、主に顔・脚・目の周囲で起こります。多くの場合は生命に関わるものではありませんが、原因によっては医療的な処置が必要になることがあります。
主なタイプと症状
あざ(打ち身)
軽い外傷や衝突により血管が破れ、皮下に血液がたまることで黒紫色の膨らみ(あざ)となります。加齢による血管の脆弱化、皮膚の薄さ、日光によるダメージ、さらには虐待なども原因となります。
紫斑(血斑)
血小板や凝固因子の異常、遺伝性疾患、激しい咳や嘔吐、絞めつけ、特定の薬剤や血小板・血管に影響する疾患が原因で、皮膚表面に赤紫色の斑点ができ、圧迫しても色が薄くならないのが特徴です。
出血点(毛細血管出血)
毛細血管が破れることで小さな赤い点(点状出血)が現れます。胸や首への圧迫による血流障害、酸素欠乏、重度の感染症、血小板減少、外傷などが主な原因です。
結膜下出血
目の結膜下の血管が破れると、白目が赤く染まります。くしゃみや咳、頭部や目への圧力上昇、目をこする、コンタクトレンズ装着、結膜炎や重度の眼感染、外傷、眼・眼瞼手術などが原因です。
考慮すべき要因
あざや血斑が急に増える場合、以下のような全身的な要因が関与している可能性があります。
- アスピリンや抗凝固薬などの服用
- 敗血症などの全身感染
- 出血性疾患や血管炎(血管炎症)
- 特定のがん、肝臓疾患、全身性エリテマトーデス(SLE)
- ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンK、葉酸などの欠乏
