結核(TB)の概要と対策

結核(Tuberculosis、TB)は、主に肺を侵す高度に感染力のある疾患ですが、全身に広がることもあります。致死性もあるため、早期の診断と治療が重要です。

感染経路

結核は、感染者が咳・くしゃみ・会話で放出する飛沫を吸い込むことで広がります。食べ物・水・個人用品やキスによる感染は起こりません。

主な症状

結核の典型的な症状は、数週間続く激しい咳(時に血が混じる)です。その他、食欲不振、発熱、体重減少、悪寒、胸痛、倦怠感、全身のだるさなどが現れます。

潜伏結核

潜伏結核は症状がなく、感染力もありませんが、血液検査で陽性となります。免疫力が低下すると活動性結核へ移行する可能性があります。治療はイソニアジドを9か月間服用する方法が一般的です。

診断方法

代表的な診断は、皮下にツベルクリン液を注射する「ツベルクリン反応(Mantouxテスト)」です。1〜2日後に皮膚の反応を評価します。血液検査で結核菌に対する免疫応答を測定する方法もあります。

治療

結核治療は、イソニアジド、リファンピシン、エタンブトール、ピラジナミドの4剤を組み合わせ、6か月から12か月服用します。服薬を守らないと薬剤耐性結核となり、より強力な治療が必要になります。

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