肝酵素が上昇する原因は何ですか?
医師から肝酵素の数値が高いと言われたら、肝臓に何らかの異常があることが分かります。軽度の問題から深刻な疾患まで、肝酵素が上昇する原因は多岐にわたります。
脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患)
血中の中性脂肪が増えると、肝臓に脂肪が過剰に蓄積し、脂肪肝となります。これが肝酵素上昇の主な原因のひとつです。
肝炎
ウイルス性や自己免疫性の肝炎は、肝細胞を破壊し、酵素の漏出を引き起こします。代表的なウイルスはA型・B型・C型などがあります。
肝硬変
長期間の過度な飲酒や慢性肝炎により肝臓組織が線維化し、肝硬変に至ります。肝機能が低下し、酵素が高くなります。
糖尿病
インスリンの分泌や作用が障害される糖尿病は、肝臓の脂質代謝に影響し、肝酵素の上昇を招くことがあります。
セリアック病
小腸に対する自己免疫疾患であるセリアック病は、栄養吸収障害を通じて肝臓にも負担をかけ、酵素上昇につながります。
代謝性肝疾患
体内の代謝機能に異常があると、肝臓に負荷がかかり、代謝性肝疾患として酵素が上昇します。
