腱炎か手根管症候群かを判断する方法
手根管症候群と腱炎は、手や手首、前腕に痛み・灼熱感・鈍痛・しびれやチクチク感など、似たような症状を引き起こします。しかし、原因となる疾患は異なるため、適切な治療を行うにはどちらが原因かを正しく見極めることが重要です。
必要なもの
- 静かな部屋で、邪魔のないテーブルと快適な椅子
- 結果を記録するための紙とペン
- 中サイズの布タオル
手順
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テスト1:手首の屈曲
タオルをテーブルに置き、腕をその上に休めます。手と指をまっすぐ伸ばしたまま、痛みが出ない範囲で手首を曲げます。指を手首関節にできるだけ近づけ、1分間その姿勢を保ちます。感じたことを短い文章で記録してください。
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テスト2:手首の皮膚を軽く叩く
手と指を伸ばしたまま、手首の横紋(しわ)上を左右に軽く叩きます。叩いたときの感覚を記録します。
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テスト3:手首のしわに圧迫
反対側の親指で手首のしわ全体をしっかりと押し、30秒間保持します。1分休んだ後、同じくしわの手掌側(しわのすぐ前)を再び30秒間押します。感じたことを記録してください。
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テスト4:前腕屈筋腱を叩く
もう一方の手の指2本で、手首のしわすぐ下にある前腕の屈筋腱を軽く叩きます。手と指は伸ばしたまま、数回繰り返し叩き、感覚を記録します。
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テスト5:前腕の筋肉を叩く
前腕の中間から肘にかけて、指2本で筋肉全体をランダムに強く叩きます。手と指は伸ばしたまま、感覚を短く記録します。
評価
- 記録した結果を見直し、感覚の記述が具体的か確認します。
- 曖昧な記述があれば、該当のテストを再実施します。違和感がなければ「なし」と記入しても構いません。
- 「しびれ」や「症状が急に現れた」または「悪化した」と感じたテストに丸印を付けます。
- 最初の3つのテストで丸印が付いた場合は、手根管症候群の可能性が高いと判断できます。
- 最後の2つのテストだけで丸印が付いた場合は、腱炎の可能性が高いと考えられます。
