慢性マラリアの症状と治療法

慢性マラリアとは

慢性マラリアは、過去に急性マラリア(主に熱帯熱タイプ)に罹患したことがある人に発症する、米国では希少疾患として公式に分類されている病です。マラリアは蚊の刺咬を介して寄生虫が体内に侵入する疾患で、急性期の症状が治まった後も、繰り返し感染が続くと慢性化することがあります。米国の希少疾病オフィスによると、年間20万人未満の患者が報告されています。

主な症状

慢性マラリアの主な症状は、急性期と共通するものが多く、持続的に現れます。具体的には、脾臓の腫大、消瘦(やつれ)、抑うつ、黄疸様の顔色、足首のむくみ、消化不良、筋力低下などです。急性マラリアでは一過性ですが、慢性の場合は長期にわたり続く点が特徴です。

症状の段階

慢性マラリアは、以下の3つの段階に分けて症状が現れます。

  • 寒冷期(Cold stage):発熱、寒気、震えが主な症状です。
  • 熱期(Hot stage):高熱、嘔吐、吐き気、めまい、錯乱、痛みが見られます。
  • 発汗期(Sweating stage):大量の発汗と体温低下が起こります。

受診の目安

マラリアは主に海外旅行先で蚊に刺されることで感染します。渡航歴があり、予防接種や予防薬を使用していない場合で、上記の症状が現れたら速やかに医療機関を受診してください。特に過去に急性マラリアの既往がある方は、症状が数日続いた時点で受診を検討してください。

治療法

慢性マラリアの治療は入院が基本です。入院中は血液や体液のバランスを管理しながら、十分な水分補給が行われます。主に使用される薬剤は以下の通りです。

  • クロロキン:比較的安価で供給が容易です。
  • メフロキン
  • キニーネ

治療は医師の指示に従い、適切な期間服用することが重要です。

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