ロッキーマウンテン斑点熱の兆候と症状

ロッキーマウンテン斑点熱(Rocky Mountain spotted tick fever)は、感染したダニに刺されることで罹る重篤な細菌性疾患です。ダニ媒介疾患の中で最も危険とされ、治療しないと致命的になることがあります。抗生物質による治療が必要で、回復した患者は免疫が獲得されます。症状は、ダニに刺されてから3日から14日後に現れます。

発熱

突然の高熱が3週間続くこともあり、寒気、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢を伴うことがあります。症状が重い場合は入院が必要です。

頭痛

高熱に伴い、光に過敏な片頭痛様の激しい頭痛が起こります。頭痛は発熱期間中続くことが多いです。

倦怠感

激しい倦怠感は高熱と相まって寝たきりになるほどです。

筋肉痛・関節痛

インフルエンザ様の深い筋肉痛が初期に現れ、病状が進行すると関節まで痛みが広がります。

発疹

発疹は手足の掌・足底から始まり、腹部や体全体に広がることがあります。赤く盛り上がった鱗状の斑点として2〜5日後に出現し、診断の重要な手がかりですが、必ずしも全員に現れるわけではなく、遅れて出ることもあります。

重篤な症状と合併症

重症例では臓器障害を引き起こし、生命に関わることがあります。回復した場合でも、麻痺、壊疽、腸・膀胱障害、言語・運動障害、難聴、肺炎、肝炎、心筋炎などの長期的な合併症が残ることがあります。治療せずに放置した場合の致死率は最大30%で、早期の医療介入が不可欠です。

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