回虫感染の有無を判断する方法
回虫(線虫)とは
回虫は主に腸内に寄生する線形動物で、長さは1ミリメートルから1メートルに及ぶことがあります。感染は、卵や幼虫が付着した手で口や食べ物に触れることで起こります。また、汚染された肉や野菜を摂取することでも感染します。熱帯や亜熱帯の温暖な環境での発生が多いです。
主な回虫の種類と症状
アスカリウス症(回虫)
最も一般的な感染で、10億人以上が罹患。疲労、体重減少、吐き気、下痢、血便、息切れ、腹痛などの症状が現れます。
ギニア虫症
感染から約1年後に水ぶくれができ、破れると潰瘍となります。患部の腫れと痛みが主な症状です。
ロアイシス
視界がぼやけ、目がかゆく涙が出るなどの眼症状が特徴です。虫が眼球上を漂うこともあります。
河川盲目症(オンコセルス症)
視力低下、リンパ節の腫れ、皮膚の潰瘍や発疹が見られます。
糸虫症
乾いた咳、呼吸困難、発熱、血便、下痢、吐き気が症状として現れます。
トリヒノーシス
頭痛、発熱、筋肉痛、下痢、腹痛、結膜炎(いぼや赤目)を伴います。
フック虫症
多くは無症状ですが、食欲不振、下痢、体重減少、腹痛、咳や喘鳴が出ることがあります。
回虫(鞭虫)
貧血、血性下痢、腹痛が主な症状です。
診断と対策
感染が疑われる場合は、医療機関で糞便検査を受けることが最も確実です。予防には、手洗い・野菜や肉の十分な加熱・衛生的な生活環境の維持が重要です。
