小児におけるエプスタイン・バーウイルス症候群(伝染性単核球症)
症状
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エプスタイン・バーウイルスに感染した子どもは、感染直後に症状が出ないことが多く、通常は感染後4〜8週間で症状が現れます。初期症状はインフルエンザや風邪に似ており、発熱、皮疹、喉の痛み、首・腋窩・鼠径部のリンパ節腫脹が主です。年長児では、脾臓の腫れ、倦怠感、体力低下、頭痛、食欲不振などが加わることがあります。乳幼児は症状が軽いか、まったく現れないこともあります。症状は数週間続き、完全に回復するまでに数か月かかることがあります。
診断
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小児は通常、症状が出るまでエプスタイン・バーウイルスの検査は行われません。保護者が感染の疑いを伝えた場合にのみ血液検査が実施されますが、子どもに対する血液検査は必ずしも正確とは限らない点に注意が必要です。
治療
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ウイルス自体を直接治す薬はありません。そのため、十分な休養と水分補給が基本です。症状緩和のために、解熱鎮痛剤(イブプロフェンやアセトアミノフェン)を使用し、喉や扁桃の腫れが強い場合はステロイド薬が処方されることがあります。また、二次的な細菌感染が認められた場合は抗生物質で治療します。
合併症
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多くの場合、ウイルスは自然に退くため重大な合併症は起こりませんが、稀に脾臓が破裂する危険性があります。脾臓が腫れている子どもは、コンタクトスポーツや激しい運動を避ける必要があります。脾臓破裂は緊急医療が必要です。その他の合併症としては、扁桃腫大、黄疸、肝炎などがあります。
予防・対策
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エプスタイン・バーウイルスは感染者の唾液に数か月間残ります。したがって、感染が疑われる人との密接な接触は避けるべきです。子ども同士でのコップや食器、スプーンの共有は控えさせ、衛生的な生活習慣を徹底させましょう。
