タルウィン(ペンタゾシン)とは?
概要
タルウィンは、ペンタゾシンを主成分とする鎮痛薬で、経口剤(Talwin Nx)と注射剤の2種類があります。経口剤には、誤用や乱用を防止するためにナロキソン塩酸塩が添加されています。
承認用途
ペンタゾシンは中等度から重度の疼痛緩和や、手術時の鎮静に使用が承認されています。妊娠中の使用は禁忌です。経口投与の効果持続時間は約4〜5時間、注射投与は約2〜3時間です。
作用機序
ペンタゾシンはモルヒネと同様に中枢神経系のオピオイド受容体に結合し、痛みの感覚を抑制します。その結果、呼吸抑制や血圧低下、協調運動障害などの中枢抑制作用が現れることがあります。肝臓と腎臓で代謝・排泄されるため、肝腎機能障害のある患者には注意が必要です。
ナロキソンは経口ではほとんど作用しませんが、粉砕して注射した場合はオピオイド効果を打ち消し、乱用リスクを低減します。
副作用
ペンタゾシンは依存性・乱用のリスクが高く、長期使用で離脱症状が現れることがあります。主な副作用は幻覚、錯乱、低血圧、めまい、眠気、視覚障害、吐き気・嘔吐、口渇、便秘、排尿障害などです。水分と食物繊維を十分に摂取し、めまいや頭痛が続く場合は医師に相談してください。
メリット
タルウィン(Talwin Nx)は慢性疼痛の管理に有効で、手術前後の短期間の鎮静にも利用されます。
