耳軟骨ピアスの感染症

耳の軟骨に行うピアスは、ボディ装飾として広く行われています。ピアスは「ピアスガン」や、ピアス・タトゥーサロンで使用される滅菌された針で行われますが、適切なケアを怠ると皮膚や軟骨が感染しやすくなります。耳の軟骨の感染は「軟骨炎(ペリコンドリティス)」と呼ばれます。

ピアスガンの使用

  • ピアスガンは組織に衝撃を与えるため、感染リスクが高まります。
  • 使用後の徹底した洗浄が行われず、経験の浅い担当者が操作することが多いです。
  • 特に軟骨へのピアスでは、長期的な健康を考慮し使用は避けるべきです。

針によるピアス

  • 熟練したピアサーが使用する極細の中空針は滅菌されており、清潔な手袋を着用して施術します。
  • 針によるピアスは痛みが少なく、感染の可能性も低減します。

初期の感染リスク

  • ピアス直後は感染が起こりやすい期間です。使用するすべての器具は滅菌されている必要があります。
  • 不衛生な針を使用すると、肝炎や細菌感染のリスクがあります。針は必ず滅菌パッケージを開封しながら被施術者の前で取り出します。
  • 施術部位はアルコールで清拭し、清潔な状態を保ちます。

ピアス後の感染リスク

  • 軟骨ピアスは完全に治癒するまでに約6か月かかります。その間、衣類の摩擦、刺激の強い石鹸、外部からの衝撃などが治癒を遅らせ、感染を招きやすくなります。
  • 感染が起こると、疼痛、腫脹、発赤などの症状が現れます。

感染の治療法

  • 適切にケアすれば、ピアスを外す必要はありません。食塩(非ヨウ素化)とぬるま湯で作った生理食塩水で、1日3〜4回程度患部を洗浄します。
  • ジュエリーは回転させながら洗浄し、清潔さを保ちます。稀に過酸化水素で拭くことで、細菌の増殖を抑えることができます。

重度の感染

  • 重篤な感染は稀ですが、肝炎の疑いがある場合は血液検査で速やかに確認してください。
  • 細菌性の重度感染では抗生物質が必要になることがあります。軟骨が変形する可能性がありますが、長期的な影響は少ないことが多いです。

適切なアフターケアと清潔な施術環境を守ることで、軟骨ピアスの感染リスクは大幅に低減できます。

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