外耳道に刺さった綿棒の綿を安全に取り除く方法
米国耳鼻咽喉科学会は、耳の掃除や検査に綿棒(Qチップ)の使用を中止することを推奨しています。綿棒は耳垢を奥深くに詰め込み、鼓膜を圧迫する恐れがあります。稀に綿が耳道内に残り、早急に除去しなければならないケースがあります。
他の人の目で確認する
綿が鏡にはっきり映る場合に限り、指で慎重に引き抜くことができます。明るい部屋で鏡を使い、耳たぶを軽く後方に引っ張りながら綿の位置を確認してください。綿全体が見えて指で掴めるなら、ゆっくりと引き抜きます。別の物を無理に入れると綿が奥へ押し込まれ、激しい痛みや聴力低下、めまいを引き起こす可能性があります。
潤滑剤を使用する
医師の診察がすぐに受けられない場合は、潤滑が有効です。オリーブオイルやベビーオイル(室温)を4~5滴耳に垂らし、すぐに頭を横に傾けてシンク側に向けます。余分なオイルを受け取るためにティッシュを用意しておきましょう。耳を下向きにしたまま2~3分キープし、再度オイルを数滴垂らします。重力と潤滑により綿が自然に外へ出やすくなります。
ただし、耳にチューブが装着されている、または鼓膜に穿孔がある場合は油を使用しないでください。直ちに医師に連絡してください。
専門家に相談する
耳痛、強い痛み、めまい、聴力低下などの症状が現れたら、すぐに医師の診察を受けましょう。急患センターや耳鼻科では、安全かつ迅速に綿を除去できます。緊急救命室へ行く必要は通常ありませんが、医師が綿の全取り除きと内部損傷の有無を確認します。
