耳の痛み(中耳炎)の対処法と治療

米国メイヨークリニックによると、中耳炎は子どもに最も多い病気のひとつですが、大人も罹ることがあります。主な原因は風邪やウイルス感染です。耳の痛み、頭痛、発熱が典型的な症状です。症状が悪化したり、数日経っても改善しない場合は医師の診察を受けましょう。ここでは、家庭でできる対処法を紹介します。

温湿布

ウイルス性の風邪などで喉や鼻が腫れ、耳管がうまく機能しないと中耳に液体がたまり、痛みが生じます。米国家族医学会は、耳の上に温かい湿布を当てることを推奨しています。清潔な布や靴下を水で濡らし、電子レンジで1〜2分加熱し、熱すぎないことを確認してから、耳に10分間当てます。痛みが和らぐまで1日数回繰り返してください。

市販薬の使用

痛みや熱がある場合は、イブプロフェン(例:アドビル)やアセトアミノフェン(例:タイレノール)などの市販薬で対処します。子どもにアスピリンは、ライ症候群のリスクがあるため避けてください。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、毎年600〜1,200人の子どもが重篤な合併症を起こすことがあります。ミシガン大学は、モトリンや耳用点耳薬(例:オーラルガン)を使用することを勧めています。点耳薬を入れる際は頭を横に傾け、数分間静止させて薬が耳の奥まで届くようにします。指示された用量を守り、2日以上症状が改善しない場合は医師に相談してください。ウイルス性の場合は抗生物質は効果がありません。

ニンニクの活用

ニンニクには抗菌・抗真菌作用があります。清潔なニンニクの皮をむき、にんにくプレスで数片を絞り、数滴を患部の耳に垂らします。頭を横に傾け、数分間保持して液が浸透させます。また、ニンニクサプリメントやビタミンC、亜鉛を摂取して免疫力を高めることも有効です。

医師の受診が必要なとき

耳の痛みが数日以上続く、発熱が続く、聞こえが悪くなる、膿が出るなどの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。細菌性の中耳炎であれば抗生物質が必要になることがあります。

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