メニエ病の診断方法

メニエ病とは

メニエ病は、内耳の液体量が変化し、内耳の一部に圧力がかかることでめまいや難聴を引き起こす稀な疾患です。米国国立聴覚・言語障害研究所(NIDCD)によると、現在約61万5千人が罹患しています。1861年にプロスパー・メニエール医師が初めて報告したことからその名が付けられました。

診断のチェックポイント

  1. 症状の把握:メニエ病の症状は慢性的に、または間欠的に現れ、程度や頻度は人それぞれです。毎日めまいを感じる人もいれば、数年に一度の発作で済む人もいます。通常は片側の耳に現れますが、稀に両耳が影響を受けることがあります。

  2. めまい(回転性めまい)は最も顕著な症状です。回転感に加えて吐き気、嘔吐、発汗を伴うことが多く、発作は突然起こり、倒れるほどの激しさになることがあります。症状が収まるまで安静が必要です。

  3. 耳鳴り(ティンパス):鳴りや轟音が聞こえることがあります。心拍と同期した音か、持続的な音かを確認すると診断の手がかりになります。

  4. 聴力低下:特に低音域の聞き取りが悪くなります。発作後に一時的に回復することもありますが、時間とともに徐々に悪化する傾向があります。

  5. 耳の圧迫感・痛み:耳に圧力や痛みを感じることがあります。原因は未解明ですが、現在の説では内耳の液体(エンドリンパ)が過剰になり、外リンパと混ざることで症状が引き起こされると考えられています。

  6. その他の症状として、腹部の圧迫感、下痢、頭痛が現れることもあります。

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