子どもの体温が35.3℃と低いとき、耳の中はどうなっているのか?
低体温(低体温症)と中耳炎の関係
子どもが中耳炎(急性中耳炎)を起こしているにも関わらず、体温が低い(例:35.3℃)場合、いくつかの原因が考えられます。以下に主な要因と対処のポイントをまとめました。
1. ウイルス・細菌感染そのもの
中耳炎は通常、ウイルスや細菌が中耳に感染して起こります。感染が原因で発熱することが多いですが、稀に体温が下がることもあります。特に体温調節機能が未熟な乳幼児では、発熱が出にくいケースがあります。
2. 解熱剤・鎮痛剤の使用
発熱や痛みを抑えるために、アセトアミノフェン(パラセタモール)やイブプロフェンなどの解熱鎮痛剤を使用すると、体温が下がることがあります。薬を投与した直後に体温が低くなることは、薬の作用が現れたサインです。
3. 基礎疾患の影響
- 甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン不足):体温調節がうまくできず、低体温になることがあります。
- 貧血:酸素供給が不足し、体温が下がりやすくなります。
これらの基礎疾患がある場合、感染と合わせて低体温が顕在化することがあります。
4. 医師の診察が必要なサイン
低体温が続く、または急激に下がる場合は、早めに小児科を受診しましょう。医師は以下を確認します。
- 体温の測定と経過観察
- 血液検査や甲状腺機能検査による基礎疾患の有無の確認
- 必要に応じた抗菌薬や対症療法の選択
適切な診断と治療が早期回復につながります。
