発泡式耳掃除剤の副作用
耳垢が過剰になると聴覚が低下します。綿棒よりも効果的に耳垢を除去できるのが、発泡式耳掃除剤です。主成分は尿素と過酸化水素の混合物であるカルバミド過酸化物で、皮膚に触れるとすぐに泡立ち、汚れや耳垢を浮かせて取り除きます。
めまい
最も頻繁に報告される副作用はめまいです。薬剤自体が原因ではなく、耳に滴下する際の体勢が影響します。頭を横に傾けたまま滴下し、すぐに元の姿勢に戻すと内耳に刺激が伝わりやすく、特に薬剤が冷たい場合にめまいが強く感じられます。使用前に薬剤を室温に温めるとリスクを減らせます。
耳の痛み・刺激感
鼓膜に裂傷や炎症がある場合、発泡式洗浄剤は痛みや刺激を引き起こすことがあります。鼓膜が破れている、または耳道に炎症があるときは使用を避け、痛みや長引く刺激が続く場合は速やかに医師に相談してください。
アレルギー反応
カルバミド過酸化物に対するアレルギーは稀ですが、起こると蕁麻疹、息切れ、腫れ、顔色の蒼白、震えなどの症状が現れます。使用前に成分に対する過去のアレルギー歴がないか確認しましょう。
分泌物・出血
耳感染症の最中に使用すると、耳からの分泌物や出血が増える可能性があります。感染症や耳道・鼓膜の損傷がある場合は使用を控え、出血や大量の分泌物が見られたらすぐに医療機関を受診してください。
チクチク感・泡感
薬剤が耳道に触れると、チクチクしたり泡がはじける感覚が生じますが、通常は無害で数秒から数分で収まります。
聴覚低下
液体を耳に入れると一時的に聴覚が低下することがあります。数分で自然に回復しますが、数時間以上続く場合は医師に相談してください。
感染リスク
鼓膜が完全に intact(正常)である場合にのみ使用すべきです。鼓膜が破れていると、液体が中耳に流れ込み、炎症や感染を引き起こす危険があります。
