レンズメーターでADD(加算)度数を測定する方法
レンズメーターは、処方眼鏡レンズの度数を測定する装置です。レンズメーター(レンズメータ、フォシメータとも呼ばれる)は、眼鏡技師が新しい眼鏡を顧客に提供する前に、眼科医や検眼士の処方と合致しているか確認するために使用します。遠近両用レンズは、レンズの下部に近距離用のセグメントがあり、これが近くのものを拡大します。そのセグメントの度数は「ADD」と呼ばれ、レンズメーターで自分で測定できます。
手順
レンズメーターのパワードラムをゼロ(プラノ)位置に合わせます。接眼レンズ(オキュラル)を覗き、まずプラス側の最大数値に回し、徐々にマイナス方向へ回して、ビュー・ファインダー内の像がはっきりと見える位置まで調整します。
本体側面のディオプターダイヤル(パワーホイール)を回し、ミアと呼ばれる焦点線やスパイラルがすべて鮮明に合焦するまで調整します。ミアが合焦したら、パワーダイヤルが「0」位置に来ていることを確認します。もし0にならない場合は、メーカーの取扱説明書を参照するか、技術者に校正を依頼してください。
遠近両用レンズの眼鏡をレンズプラットフォームに置き、フレームのテンプルが自分側を向き、レンズの下部がビュー・ファインダーの光路にできるだけ近づくようにします。
接眼レンズを見ながらパワードラムを回し、3本の細い線が完全に合焦するまで調整します。
パワーホイールの位置をメモします。これが遠近両用レンズの近距離用セグメント、すなわちADD(加算)度数です。
測定したADDを医師の処方と比較します。処方と一致すれば、できるだけ早く新しい眼鏡を使用し慣れましょう。処方と合わない場合は、すぐに眼鏡店へ持ち帰り調整してもらってください。
