教室での支援策

  • 低視力の児童は教室の前方に座らせると、黒板やホワイトボードが見やすくなります。色が見えにくい児童には、全員が見える色のマーカーやハイライターを使用し、色覚異常のある児童が関わるプロジェクトでは追加の説明を行います。光過敏(光恐怖症)の児童は、白板や机の光が眩しい場合、黒い布で覆った黒板や机を使用させると快適です。

    大活字の教材や音声教材を提供し、必要に応じてデスクライトを用意します。試験や課題の時間延長、ガイドドッグや杖の通行が可能なよう教室の配置を調整することも重要です。

拡大印刷の活用

  • 大活字の書籍は低視力者にとって大きな助けになります。図書館や書店では拡大版が多数揃っています。拡大鏡やパソコン・プロジェクター用の拡大ソフトを使うと、文字や画像を簡単に拡大できます。デスクトップ型やフリースタンド型の拡大鏡は、手で持たずに本の文字を拡大できるので便利です。

照明対策

  • 光に敏感な場合はサングラスや帽子でまぶしさを抑え、教室や屋外では椅子用のパラソルを利用して上からの光を遮ります。逆に光が足りないときは、目の高さに配置した読書灯を用意し、必要な明るさを確保します。

音声書籍の利用

  • 視覚障害が重い人や読書が困難な人には、電子音声書籍が有効です。ベストセラーや人気書籍は多くの図書館や書店でCDやMP3形式で入手可能です。学校の教科書や技術書が音声化されているか出版社に問い合わせると良いでしょう。教会の書店では宗教書の音声版が販売されていることもあります。

コンピュータ活用

  • コンピュータには文字を音声に変換したり、画面表示を拡大したりするソフトが搭載されています。画面の文字色と背景色のコントラストを調整し、見やすさを向上させましょう。大画面モニタを使用すれば、文字を大きく表示でき、視認性がさらに高まります。