埋没まつげ(トリキアシス)の治療法
埋没まつげ(トリキアシス)は、まつげが眼球の方へ向かって成長し、赤み、涙、刺激、痛みを引き起こす状態です。放置すると眼の摩擦が続き、擦り傷や潰瘍になる恐れがあります。以下に代表的な治療法を紹介します。
エピレーション(抜毛)
-
まつげが少数の場合、医師はピンセットで埋没したまつげを根元から抜くエピレーションを行います。即効性があり症状がすぐに軽減しますが、4〜6週間でまつげは再び伸び、再発の可能性があります。
電気分解(エレクトロリシス)
-
細いプローブを毛根に挿入し、電流で毛根細胞を破壊する永久的な除毛法です。痛みはほとんどなく、除去したまつげは再び生えてきません。ただし、処置部位に炎症が起きやすく、時間がかかる点がデメリットです。
レーザー治療
-
高出力レーザーで毛根を焼灼し、毛を抜けやすくします。炎症や色素沈着、瘢痕のリスクがあります。また、数本のまつげだけの除去には不向きで、複数回の施術が必要です。
凍結療法(クライオセラピー)
-
フロンや亜酸化窒素で毛根を凍結し破壊します。まつげが広範囲に誤って生えている場合に用いられますが、まぶたの腫れや色素変化、正常なまつげへのダメージが起こることがあります。
