ドライアイの副作用と対策
専門家の見解
マサチューセッツ眼科・耳鼻科の角膜・屈折手術サービス部長、M. Reza Dana 医師によれば、ドライアイ症候群は涙が十分に分泌されないことが原因です。涙はタンパク質、脂質、電解質、抗菌物質、成長因子などで構成され、細菌と戦い、角膜表面を滑らかに保ち、視力を維持します。涙が不足すると、目が刺激され炎症を起こします。
症状
- 灼熱感、異物感、砂粒が入ったような感覚が時間とともに強くなる。
- かゆみや刺すような痛みが伴い、視界が不快になる。
原因
涙腺からの分泌量が低下することが主な原因です。乾燥した目は逆に過剰に涙が出ることがありますが、これは目の刺激への防御反応です。40歳以上の人に多く見られます。
増加傾向
近年、ドライアイの発症率は上昇しています。長時間のパソコン作業やテレビ視聴、読書、運転などで瞬きの回数が減少し、涙の蒸発が進むためです。瞬きは涙の分散と眼表面の汚れ除去に不可欠です。
対策と推奨事項
- 使用中の薬がドライアイを引き起こすことがあるので、医師に相談する。
- 室内に加湿器を設置し、十分な水分を摂取して粘膜を保湿する。
- 意識的に瞬きを増やし、目をこすらないようにする。
- オメガ3脂肪酸を含むサーモン、鱈、くるみ、亜麻仁などを食事に取り入れる。
- 市販の人工涙液(「人工涙液」表記のもの)を使用し、かゆみ・赤み用の成分が入ったものは避ける。
