色覚が変化する主な原因

先天的に色覚異常や全盲の人もいれば、生涯のうちに獲得性の色覚障害を発症する人もいます。色覚の変化には主に4つの原因があります。

統計

  • メイヨークリニックによると、北欧系の男性の約12人に1人が赤緑色覚異常を持ち、生まれつき色覚に障害があります。女性では同地域系で1%未満です。他の地域でも同様に低い割合です。青黄色覚異常は世界で1万人に1人未満、全色覚欠損は3万人に1人未満の頻度です。これらは男性の約5〜8%、女性の約0.5%が何らかの色覚障害を持つことを示しています。

原因

  • 加齢に伴う自然な変化。加齢黄斑変性は色覚低下を含む視覚障害を引き起こします。
  • アルツハイマー病、糖尿病、慢性アルコール依存症、白血病などの疾患も色覚異常の原因になります。
  • 抗生物質、降圧薬、バルビツール酸系薬剤などの薬剤が色覚に影響を与えることがあります。
  • 一酸化炭素、肥料、スチレン、二硫化炭素などの有毒化学物質も微妙な色覚変化をもたらすことがあります。
  • 眼外傷や脳卒中などで網膜や視覚中枢が損傷すると、色覚欠損が生じることがあります。

症状

  • 獲得性の色覚変化は軽度から重度まで幅があります。変化は微細で、交通信号の色判別ができなくなるなど、誤認が起きたときに初めて気付くことがあります。化学物質を扱う職業の方は定期的に視力検査を受け、変化を早期に発見し適切な対策を取ることが重要です。

治療

  • 先天性の色覚異常には根本的な治療法はありません。獲得性の場合は、基礎疾患の治療により色覚が回復することがあります。色覚補正用の特殊なカラーレンズやコンタクトレンズはコントラスト感度を高めますが、色そのものを見る能力を向上させるわけではありません。

考慮すべき点

  • 色覚変化に配慮したソフトウェアが増えています。GNOMEデスクトップでは、ユーザーが画面の色やテーマを調整できるアプレットが提供されています。また、WebデザイナーはVischeckというサービスを利用でき、色覚異常者が見る画像やサイトをシミュレートしたり、Daltonizeアルゴリズムで画像を色覚補正したバージョンに変換したりできます。

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