プログレッシブレンズの正しい装着方法

概要

プログレッシブレンズは、遠近の視力を滑らかに切り替えるために、レンズ全体に段階的に度数が変化しています。正確な測定と装着が快適さと機能性に直結するため、正しい手順で行うことが重要です。プログレッシブレンズは PAL(Progressive Addition Lens)や「インビジブル」・「ノーライン」遠近レンズとも呼ばれます。

必要な道具

  • 瞳孔間距離(PD)測定用定規
  • 透明テープ
  • 洗えるマーカー

装着手順

  1. 装着者と向かい合い、目の高さが同じになるように自分の姿勢を調整します。装着者にも楽な姿勢になるようお願いしましょう。

  2. フレームのフィット感を確認します。鼻と耳にしっかりと乗り、装着者が快適に感じる位置にあるかチェックし、必要なら調整します。

  3. 右レンズの瞳孔上に点を付けます。レンズがまだフレームに入っていない場合は、レンズ前面に透明テープを水平に貼り、その上に点を付けます。左レンズでも同様に行います。

  4. PD定規を使って、各レンズのプログレッシブ領域の高さ(セグメントハイト)を測ります。点の中心からフレーム内側の下端(エイヤーワイヤー)までの垂直距離を測定します。

  5. 装着者の瞳孔間距離(PD)を測定します。PD定規のゼロを右レンズの中心点に合わせ、フレームの中央部分まで水平に測ります。左レンズでも同様に、フレームの中心をゼロに合わせ、左レンズの点まで測定します。正確さを期すため、少なくとも2回測定しましょう。

以上の手順で正確に測定・装着すれば、プログレッシブレンズの快適な視界が得られます。

目と視力障害 - 関連記事