腫れた目は通常、深刻な病気を示すものではなく、細菌感染による一時的な状態が原因です。主な原因は麦粒腫(まつげ腺炎)、霰粒腫(まぶたの脂腺の閉塞)、そして結膜炎(いわゆるピンクアイ)です。化粧品や汚れた手で目をこすったり、細菌に直接触れたりすることで感染が起こります。
麦粒腫(スタイ)
まつげの根元にある皮脂腺が細菌に感染し、赤く腫れた小さな膿瘍ができます。つぶすと痛みが増し、感染が拡大する恐れがあるため、絶対に触らないでください。数日で自然に解消しますが、以下の対処で回復を早められます。
- 温かいティーバッグを作る:ハーブティーのティーバッグを熱湯に浸し、余分な水分を絞ります。
- 目のまぶたに当てる:温かいティーバッグを腫れたまぶたに置き、冷めるまで保持します。これを1日2回、腫れがなくなるまで続けます。
霰粒腫(チャラジオン)
眼球を潤す脂腺が詰まり、まぶたの内側に大きくて痛みの少ない腫れができます。通常は深刻な病気ではありませんが、皮膚がんなどの鑑別のために医師の診察を受けることが推奨されます。
- 温湿布で治療する:清潔なフェイスクロスを温かい水に浸し、軽く絞ります(電子レンジや沸騰した水は使用しない)。
- 患部に当てる:1回15分程度、1日4回まで行います。症状が改善しない場合は医師へ相談してください。
結膜炎(ピンクアイ)
目の白目が赤く血走り、まぶたが腫れることが特徴です。細菌性結膜炎では目のかゆみや違和感も伴います。
- 目の洗浄液を作る:ぬるま湯10杯(約150ml)にベビーシャンプー大さじ1を混ぜます。
- コットンボールで洗う:コットンボールを溶液に浸し、まつげに優しく拭き取ります。1日数回、症状が落ち着くまで続けます。
腫れが数日以上続く、痛みが強い、視力に変化がある場合は速やかに眼科を受診してください。
