視覚レジスタと聴覚レジスタとは何か?
感覚レジスタとは
私たちは五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を通じて情報を受け取りますが、その情報は脳の感覚情報処理部位へ送られ、極めて短い時間だけ記憶に残ります。通常1~2秒程度で忘れ去られるこれらの記憶を「感覚レジスタ」と呼びます。
視覚レジスタ(アイコニックレジスタ)
視覚レジスタは、目に映った映像を一瞬だけ保持する仕組みです。保持時間は約0.25秒と非常に短く、すぐに新しい映像に置き換わります。たとえば、紙面の文字列が一瞬だけ閃いたときにすぐ思い出せる文字は、視覚レジスタに保存された情報です。
聴覚レジスタ(エコイックレジスタ)
聴覚レジスタは、聞いた音のエコーを数秒間保持します。保持時間は最大約4秒で、視覚レジスタよりやや長く残ります。繰り返しや強調を加えて音声情報を復唱すれば、聴覚レジスタの記憶が長く続きます。
短期記憶と長期記憶の違い
感覚レジスタは短期記憶や長期記憶とは別です。短期記憶は数秒から1分程度情報を保持し、たとえば直前に聞いた電話番号や初対面の人の名前を思い出す際に使われます。長期記憶は数分から何年にもわたって情報を保存し、誕生日や自分の名前などが該当します。
