8.2 と 8.6 コンタクトレンズの違い

コンタクトレンズは角膜の上に装着するため、個々の目のサイズや形状に合わせて正確な測定が必要です。眼科医や眼鏡技師は角膜計(ケラトメーター)で角膜の曲率を測定し、快適な装着感と視力を最大化し、角膜へのダメージを防ぎます。

ベースカーブが急なレンズ(例:8.2 mm)

ベースカーブは通常8.0〜10.0 mmの範囲で提供されますが、全ブランドで同じラインナップがあるわけではありません。8.2 mm のレンズは中心部が深く凹んでおり、8.6 mm のレンズよりもタイトな装着感になります。タイトすぎるレンズは目の上で十分に動かず、レンズ縁周辺に刺激を与え、涙がレンズ下を流れにくくなります。その結果、数時間以内に不快感、充血、光過敏、視界のぼやけなどの症状が現れます。これらの症状が出た場合は、ベースカーブの大きいレンズへの変更を眼科医に相談してください。

ベースカーブが緩やかなレンズ(例:8.6 mm)

8.6 mm のレンズは8.2 mm よりも平坦で、装着感はゆるやかです。しかし、レンズのカーブが角膜のカーブよりも平坦すぎると、レンズが過度に動き、角膜中心を擦って刺激したり、最悪の場合はレンズが外れることがあります。これにより不快感が生じ、装着を続けてもフィットは改善しません。過度に緩いと感じたら、ベースカーブの小さいレンズへの変更を検討してください。

涙の流れ

レンズ下の十分な涙の流れは、汚れや炎症細胞、細菌などの刺激物を除去し、角膜に酸素を供給する役割があります。適切な涙の循環は眼の健康を保つために不可欠です。

酸素透過性

2002 年に「Investigative Ophthalmology & Visual Science」に掲載された研究によれば、長時間装着型ソフトコンタクトレンズは角膜低酸素症のリスクが高まります。睡眠中は涙の流れが減少し、レンズが乾燥して角膜に貼り付くことで角膜が腫れ、さらに涙の流れが阻害され、酸素供給が不足します。酸素が不足すると角膜細胞が死滅し、損傷が進行します。そのため、夜間装着するレンズは高い酸素透過率と十分な涙の流れを確保できるものを選ぶ必要があります。

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