ドライアイの原因

ドライアイは目の表面が潤いを失うことで、灼熱感や異物感を引き起こす不快な状態です。放置すると角膜の傷みや感染リスクが高まります。原因はアレルギーなど軽度のものから、涙分泌に関わる疾患までさまざまです。持続的な症状は眼科医の診察を受けましょう。

疾患

  • シェーグレン症候群は慢性の自己免疫疾患で、涙腺などの水分分泌腺を白血球が攻撃します。甲状腺機能亢進症は炎症により眼球がやや突出し、慢性的なドライアイを引き起こすことがあります。その他、全身性エリテマトーデス(SLE)や関節リウマチなどの自己免疫・結合組織疾患もドライアイの原因となります。

ホルモンと加齢

  • 40歳以上の女性はドライアイになりやすく、閉経に伴うホルモン変化が影響します。早発性卵巣不全など、ホルモンバランスに異常がある女性でもドライアイが起こりやすいです。

構造的要因

  • 涙道の閉塞や眼瞼の閉鎖不全は涙の蒸発を促し、角膜が乾燥・炎症を起こす「露出角膜炎」につながります。また、結膜炎や結膜の炎症も涙の安定性を低下させます。

眼の外傷・手術

  • LASIK(レーザー角膜屈折手術)は術後数か月間、ドライアイを引き起こすことがあります。眼瞼形成術で眼瞼が過度に引き上げられ、完全に閉じられない場合や眼球が突出する場合も同様です。

薬剤

  • 血圧降下薬、抗ヒスタミン薬、鼻づまり解消薬、ホルモン補充療法、抗うつ薬などは涙分泌を抑制し、ドライアイを悪化させます。人工涙液で対処できますが、症状が日常生活に支障をきたす場合は医師に相談しましょう。

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