石灰粉塵が引き起こす目の損傷と対策

アルカリ性・酸性の違い

化学物質のpHは酸性・中性・アルカリ性を示します。pH7が中性で、7未満が酸性、7以上がアルカリ性です。石灰粉塵はアルカリ性(pHが高い)です。

石灰粉塵が影響する眼の部位

石灰粉塵が直接触れると、眼球の前面にある角膜と結膜が重度に損傷します。

損傷が起こる仕組み

アルカリ性の粉塵は結膜の血管を不可逆的に破壊し、血流が遮断されます。その結果、組織への酸素・栄養供給が途絶えて壊死が進行します。

角膜への影響

重度の曝露では角膜の透明度が失われ、永久的な視力低下や部分失明に至ることがあります。

石灰粉塵による眼の怪我を防ぐには

石灰粉塵を扱う作業環境では、必ず安全ゴーグルやフェイスシールドなどの保護具を着用し、粉塵が目に入らないよう徹底してください。

目に石灰粉塵が付いたら

まず、目洗い液で15分間十分に洗浄します。目洗い液がない場合は流水でも代用可能です。その後、すぐに救急部、眼科医、または視能訓練士に受診し、専門的な治療を受けてください。

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