フレンゼルゴーグルの作り方

フレンゼルゴーグルは、前庭障害の診断に用いられる特殊な装置です。前庭障害は、激しいめまいやふらつき、バランス感覚の異常を伴います。拡大レンズと特殊照明を組み合わせることで、患者の眼球が拡大され固定できなくなる様子を観察でき、診断が容易になります。ドイツの医師フレンゼルが考案したこのゴーグルは、手作りでも作成可能です。大きな費用はかかりませんが、ある程度の工作技術と手先の器用さが必要です。

必要なもの

  • 溶接用ゴーグル 1ペア
  • 焦点距離5cm(または+20)のレンズ 1ペア
  • 小型白色LED 6個
  • ビデオ顕微鏡(またはIR LED付きウェブカメラ)
  • 強力接着剤(瞬間接着剤)

作成手順

  1. レンズの交換

    溶接用ゴーグルから元のレンズを外し、5cm焦点距離(+20)のレンズに交換します。フレームの縁に強力接着剤を塗布し、レンズをしっかり固定してください。

  2. LED照明の取り付け

    各レンズ内部に3つずつ、計6つの小型白色LEDを取り付けます。目は光と暗闇が同時に映る必要があるため、適度な明るさに調整してください。電源に接続し、過度に明るくならないように注意します。

  3. 映像記録装置の取り付け

    ビデオ顕微鏡をゴーグルに取り付け、片方の目だけを撮影できるようにします。取り外し可能なゴムクランプなどを使用すれば、簡単に左右の目を切り替えられます。

  4. 代替装置の利用

    手頃なビデオ顕微鏡が入手できない場合は、IR LED付きウェブカメラを代用してください。完成したゴーグルを自分や協力者の目でテストし、レンズや光源の位置を調整して最適な像サイズを得ます。

  5. 保管と使用

    レンズは割れやすく、映像機材は高価ですので、使用後は安全な場所に保管してください。デモやプロジェクト発表の際に取り出して活用できます。

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