補綴用コンタクトレンズの活用方法
補綴コンタクトレンズは、文字通り眼の水晶体を置き換えるために作られます。商業的に販売されているレンズと共通点は、目の水晶体を覆う点と、定期的な洗浄・保存が必要な点です。しかし、補綴レンズは使い捨てではなく、さまざまな用途があります。目の外観の改善、光の侵入防止、視力欠損の矯正などに用いられます。
光過敏(光恐怖症)
角膜裂傷や光過敏・光恐怖症を伴う疾患の場合、症状軽減のために補綴コンタクトレンズが処方されることがあります。重度の光恐怖症は頭痛、吐き気、めまいを引き起こすことがあります。白内障、ぶどう膜炎、虹彩炎、アルビニズムなども光恐怖症の原因となります。
眼の外観異常の隠蔽
外観に影響し自己肯定感を低下させる目の異常には、瞳孔が完全に形成されない先天性無虹彩(アニリディア)、眼振(眼球の不随意揺れ)、アルビニズム(メラニン欠乏により瞳がほぼ透明になる)などがあります。補綴コンタクトレンズはこれらの異常を隠すことができます。
弱視(ラジーアイ)の矯正
弱視は一般に「ラジーアイ」と呼ばれ、乳幼児期から小児期にかけて片眼に発症することが多いです。治療は、視力の強い側の眼の視覚を遮断し、弱視側の眼に視覚刺激を与えて視力発達を促すことが基本です。補綴コンタクトレンズは、強い側の眼の視界を遮る手段の一つとして使用されます。
