白内障手術後にLatisse(ラティス)を使用しても安全ですか?

ラティス(Latisse)は、もともと緑内障の治療用点眼薬として開発されたビオマトプロストを有効成分とする、まつ毛を長く、濃く、黒くする処方薬です。まつ毛の根元に1日1回塗布することで、多くの患者さんに効果が確認されています。白内障手術を受けたばかりの方がラティスを使用する際は、眼科医と十分に相談し、利点とリスクを比較検討することが重要です。

Latisseとは

アレルガン社が製造する処方薬で、まつ毛の毛包に作用し、毛の成長サイクルを延長させます。毎日上まつげの根元に塗布するだけで、長さ・太さ・色が改善されます。

有効成分:ビオマトプロスト

ビオマトプロストは当初、緑内障や痛風の治療薬として開発され、眼圧を下げる効果があります。まつ毛の毛包に存在する受容体に結合し、毛包の再生を促進すると考えられています。

白内障とは

白内障は水晶体が濁り、瞳孔の見え方が曇る状態です。外傷、加齢、糖尿病などが主な原因で、進行すると視力低下を招きます。

白内障の治療

視力障害が日常生活に支障をきたす場合、白内障手術が推奨されます。手術後の合併症としては、眼圧上昇、出血・感染、眼内レンズのずれや脱落、角膜の腫れや濁りなどがあります。

手術後のLatisse使用について

ラティスは処方薬であり、使用前に眼科医の診察を受けることが推奨されます。ビオマトプロストは2001年に開発された比較的新しい薬剤で、長期的な眼や視力への影響はまだ十分に解明されていません。安全に使用できる時期や併用可能な薬剤については、必ず担当医に確認してください。

関連研究

2008年12月号の『カナダ眼科学ジャーナル』に掲載された研究では、白内障手術前にビオマトプロスト点眼を行った患者で、手術後の眼圧が低下したことが報告されています。ただし、手術後に同薬を使用した場合の効果は検討されていません。

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