カラコンと目のトラブル

カラコン(カラーコンタクトレンズ)は、視力矯正が必要な方だけでなく、視力が正常(20/20)でも使用できるものがあります。角膜の色を変えることでファッションアクセサリーとして人気がありますが、処方箋の有無に関わらず、通常のコンタクトレンズと同様の目のトラブルを引き起こすことがあります。

過敏症(ハイパーセンシティビティ)

目が過敏な方は、コンタクトレンズを装着できないことがあります。過敏症は血管が拡張して赤くなる「結膜充血」を引き起こし、レンズが常に接触することで刺激が増大します。

感受性(センシティビティ)

カラーコンタクトを装着すると、レンズ保存液やレンズ表面に付着する粘液層に対して感受性が高まることがあります。これによりレンズの動きが悪くなり、目に粘液がたまりやすくなります。症状が出た場合は、一定期間レンズの使用を中止すると改善します。

角膜擦過傷(コーネラ・アブレッション)

装着に慣れる過程で、特にレンズのフィッティングが不適切な場合に角膜が擦り減り、強い痛みや涙目が生じます。過度の装着時間や不適切なレンズは擦過傷の原因となります。治療には眼帯や抗生物質の投与が必要です。

角膜潰瘍(コーネラ・ウルセレーション)

推奨時間を超えて長時間装着したり、夜間のままにしたりすると、角膜に潰瘍ができることがあります。レンズの保管や洗浄が不十分だとリスクが高まります。潰瘍は激しい痛みを伴い、放置すると失明に至ることもあります。治療は眼帯と抗生物質が中心です。

対策と注意点

カラーコンタクトで問題が起きた場合、まずはレンズを外し、使用を中止してください。ファッション目的で購入したレンズは、適切にフィッティングされていないことが多く、目のトラブルを招きやすいです。処方箋の有無に関わらず、必ず眼科医や視能訓練士に装着測定を受け、適合したレンズを使用しましょう。

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