新生児白内障(先天性白内障)について

米国では出生10,000人に1.2〜6人が白内障(新生児または先天性白内障)を呈し、出生後数か月以内に治療しないと重度の視覚障害を引き起こす可能性があります。

原因

新生児に白内障が見られるのは稀で、片目だけの白内障は感染や眼の発育異常が主な原因です。両眼に白内障がある場合は遺伝性が多く、ダウン症やエドワーズ症候群などの染色体異常と関連することがあります。

先天性白内障のタイプ

先天性白内障は大きく4種類に分類されます。

  • 前極白内障・セレウリアン白内障:遺伝性が多く、サイズが小さく手術が不要なことが多い。
  • 後極白内障・核白内障:レンズの中心部や後方に位置し、比較的大きく手術が必要になることがあります。

治療

手術が必要な白内障は、生後4〜6週間での摘出手術が最適とされています。手術が不要な小さな白内障は、成長に合わせて眼科医が定期的に経過観察を行います。

合併症

手術後に眼圧が上昇し緑内障を発症するケースは約10%です。その他、弱視、斜視、振盪(眼振)などの合併症が起こり得ます。

予後

先天性白内障の予後は概ね良好です。片眼のみ白内障の場合、視力が20/60以上になる確率は約40%、両眼の場合は約70%と報告されています。

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