角膜錆びリング除去の手順とポイント

概要

金属性の異物が角膜や虹彩・瞳孔上の透明な表面に衝突すると、通常その部位に付着します。眼球表面は常に湿っているため、金属はすぐに錆び始めます。錆びたリング(錆びリング)が角膜に残ると、再発性角膜侵食を引き起こし、痛みを伴う不規則な擦過が起こります。したがって、錆びリングは早期に除去する必要があります。

必要なもの

  • スリットランプ顕微鏡
  • 局所麻酔点眼薬(例:プロパラカイン 0.5%)
  • アルジェブラシ(滅菌済み)
  • 無菌綿棒
  • 眼瞼スペキュラム

手順

  1. 対象眼に局所麻酔点眼薬を1滴点眼し、少なくとも20秒待機して感覚が鈍くなるのを確認します。

  2. 眼瞼スペキュラムを上まぶたと下まぶたに優しく固定し、患者が瞬きできないようにします。

  3. 患者をスリットランプ顕微鏡の前に位置させ、顎レストとヘッドレストにしっかりと固定します。反対眼に固定標的を提示し、対象眼が光束の中心に入るように調整します。

  4. 滅菌したアルジェブラシを使用して錆びリングを除去します。ブラシの先端を回転させ、角膜表面に軽く接触させて錆び部分を削ります。ブラシが角膜に深く入りすぎた場合は自動的に停止します。錆びが見えなくなるまでこの操作を繰り返します。

  5. 無菌綿棒で、錆びリング除去後に残った灰白色の死んだ角膜細胞(灰色の塊)を、瞳孔から離れる方向へ優しく拭き取ります。

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