ドライアイ(乾燥眼症)とは何か
ドライアイ(乾燥眼症)とは、目の表面に十分な潤いがなく、涙の量や質が不足する状態を指します。涙が不足すると眼球が乾燥し、刺激や炎症を引き起こすことがあります。医学的には「ケラチティス・シッカ(keratitis sicca)」とも呼ばれます。
症状
- 目の持続的な乾燥感
- かゆみや灼熱感
- 異物感(目に何か入っているような感覚)
- まぶたが粘りつく感覚や視界のぼやけ
原因
- 加齢に伴う涙腺機能の低下
- 過度のコンタクトレンズ使用や長時間のパソコン作業
- 環境要因(乾燥した空気、エアコン・暖房)
- 自己免疫疾患(全身性エリテマトーデス、関節リウマチ)
- ビタミンA欠乏や薬剤(抗ヒスタミン薬、抗うつ薬)
リスク
- 女性に多く、特に40歳以上の方に発症率が高い
- 長時間の画面作業や屋内での過ごし方がリスクを高める
治療法
- 人工涙液や潤滑剤(点眼薬、軟膏)で表面を保湿
- 涙点プラグによる涙の蒸発抑制
- 環境調整(加湿器使用、作業環境の見直し)
- 必要に応じて炎症抑制薬や免疫調整薬の処方
予防・対策
- 定期的に人工涙液を使用して目を潤す
- 作業中は20分ごとに遠くを見るなど、目を休ませる
- 加湿器や眼鏡の使用で乾燥空気を防ぐ
- 適切な栄養摂取と水分補給で涙の質を保つ
