マックテル(黄斑血管拡張症)とは

マックテル(Macular telangiectasia、略称Mac Tel)は、先天性の稀な眼疾患で、網膜の中心部にある黄斑の血管が障害されます。視力の中心部が徐々に失われ、重度の中心視力低下を引き起こします。

タイプ

  • コート病:男性に多く、10歳以前に診断されることが多く、片眼に発症します。
  • 特発性近中心網膜血管拡張症(JXT)単側型:男性のみで発症し、症状が出ないこともあります。
  • レーバー軍軍動脈瘤:中年期に診断される重症型です。
  • タイプ2特発性黄斑血管拡張症:40歳以降に徐々に視力低下が進行します。

診断

光干渉断層計(OCT)で網膜層を詳細にマッピングしたり、血管造影で網膜血管の状態を確認することで診断します(出典:Archives of Ophthalmology)。

原因

現在のところ特発性疾患とされ、明確な原因は判明していません。

症状

主に中心視力の低下が見られ、片眼または両眼に影響します(出典:Watt)。

治療法

レーザー治療や凍結療法が行われることがあります。また、ステロイドのトリアムシノロンや抗VEGF薬(例:アバスチン)を硝子体内注射することで症状の進行を抑えるケースがあります。米国国立眼研究所が実施するMactelプロジェクトでは、他の新しい治療法の研究が進められています。

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