コンタクトレンズを装着したままの睡眠が引き起こす問題

コンタクトレンズは、角膜の上に装着する柔らかいプラスチック製のディスクです。視力矯正のために使用されますが、日常使用タイプは毎日外すことが推奨されています。延長装着用に設計されていないレンズを装着したまま睡眠を取ると、目にさまざまなトラブルが生じます。

ハロー(光輪)と虹視

睡眠中にレンズを外さずに目覚めると、光源の周りにハロー(光の輪)が見えることがあります。これは瞳孔がレンズの光学面より大きくなるために起こり、数時間で自然に消失します。しかし、虹のような色の帯が見える場合は角膜が膨張しているサインで、直ちにレンズを外す必要があります。

かすみ(視界のぼやけ)

日常使用レンズを装着したまま寝ると、ドライアイやレンズが目にくっついた感覚、視界のぼやけが起こります。これはレンズ表面にたまった沈着物が原因で、無菌の洗浄液で除去しないと視力低下や角膜の擦り傷につながります。

角膜炎(ケラティス)

適切でない装着時間は角膜の炎症、すなわち角膜炎を引き起こすリスクがあります。放置すると角膜が破壊され、視力が永久に失われる可能性がありますが、早期治療で視力回復とさらなるダメージの予防が可能です。

感染症

レンズを長時間装着するとレンズ表面に汚れや細菌が付着し、角膜表面を傷つけます。これにより細菌や真菌が侵入しやすくなり、結膜充血、かゆみ、涙や膿の分泌、眼の痛みといった感染症状が現れます。

光過敏症(フォトセンシティビティ)

長時間レンズを装着した目は、特に日光に対して光過敏になることがあります。光に当たると過剰に涙が出たり、眩しさを強く感じたりします。

角膜潰瘍

過度の装着は角膜に弱い部分を作り、細菌感染が起きやすくなります。その結果、角膜に開いた潰瘍ができ、赤み、痛み、涙、強い光への不快感が生じます。抗生物質点眼薬で治療可能ですが、治癒後も角膜に瘢痕が残ることがあります。

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