錐体細胞が棒体細胞より速く再生する理由
光受容体の種類
錐体細胞は赤・緑・青の3種類があり、それぞれ特定の波長に強く反応します。棒体細胞は全て同一で、色に関係なく光全般、特に暗所での光に感度があります。
光刺激への応答と再生
光が当たると、棒体・錐体ともに神経インパルスを発生させます。その後、次の刺激に備えて「再生」期間が必要です。この期間はイオンを再び充填するために必要です。
錐体が棒体より速く再生する2つの説
錐体の再生が速い理由については、主に2つの仮説があります。
原始的再生説
棒体は進化的に古く、光に対して感度は高いものの、再生過程が原始的で遅いとされています。
双極細胞接続説
錐体は網膜の次層である双極細胞層に少数の細胞しか接続していません。一方、棒体は多数の双極細胞と接続しており、この多重接続が再生速度を遅くすると考えられています。
