多焦点コンタクトレンズの概要

多焦点コンタクトレンズは、近くのものも遠くのものも快適に見えるレンズです。ソフトレンズやハード(RGP)レンズ、デイリータイプや長時間装用タイプなど、さまざまな素材と装用期間が選べ、視力の切り替えがスムーズな点で従来の二重焦点眼鏡の柔軟な代替手段となります。

機能

多焦点コンタクトレンズは、近距離の視力を向上させつつ、遠距離の視力も犠牲にしません。これにより、読書やパソコン作業、遠くの標識を見るといったシーンを1枚のレンズでカバーできます。

デザイン

代表的な同心円型デザインでは、レンズの中心部に近距離用の度数が配置され、外側に向かって遠距離用の度数が配置されます。この構造により、目の向きに応じて自然に焦点が切り替わります。

バリエーション

非球面(アスフェリック)設計の多焦点レンズは、近距離と遠距離の補正がレンズ全体に広がっており、目がどの方向を見ても脳が最適な像を選択します。これにより、視界の切り替えがよりスムーズになります。

老視(老眼)への適用

老視は加齢に伴う近距離視力の低下です。多焦点コンタクトレンズは、老眼鏡に代わる便利な選択肢として処方され、読書や細かい作業の際に眼鏡を取り出す手間を省きます。

使用上の留意点

装用開始直後は、視界が左右に変わる感覚や夜間の光のハロ(グレア)が生じやすく、慣れるまで数日から数週間かかることがあります。適切なフィッティングと定期的なチェックを受けることが重要です。

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