眼圧が低くなる原因とは?

眼内圧は眼球内の液体(房水)の量に関係しています。低眼圧や高眼圧が発生する原因は完全には解明されていませんが、年齢、家族歴、過去の外傷などが関与すると考えられています。正常範囲内の低眼圧は健康的な状態ですが、正常範囲を下回る低い数値は「眼圧低下(眼低眼圧)」と呼ばれ、注意が必要です。

眼内圧の概要

眼内圧は眼球内部の液体圧を測定したものです。この液体は房水と呼ばれ、眼を栄養し、球状の形を保ちます。通常、眼は1日約4立方センチメートルの房水を生成・循環・排出します。眼科医がトノメーターで測定する眼内圧の正常範囲は10〜21 mmHgで、平均は約16 mmHgです。

低眼圧の原因

眼内圧の個人差や変動要因はまだ十分に分かっていませんが、10〜15 mmHg の低めの数値は一般的に有益とされます。逆に21 mmHg を超える高眼圧は緑内障の主な原因で、失明につながります。低眼圧が直接的に問題になることは少なく、稀に低眼圧でも緑内障(低眼圧緑内障)が起こることがありますが、原因は不明です。

眼低眼圧(Ocular Hypotony)

眼低眼圧は眼内圧が5 mmHg 以下と極端に低くなる状態で、房水の流れが乱れ眼組織に損傷を与える恐れがあります。多くは外傷や緑内障手術後に起こります。

眼圧に影響する生活習慣

眼圧の変動要因は明確でないことが多いですが、適度な運動、ストレスの軽減、カフェイン摂取の抑制は眼圧を下げる効果が報告されています。

眼科検診の重要性

眼内圧を正確に把握できるのは眼科医による検査だけです。正常範囲内の低眼圧は健康的ですが、緑内障が発症しない保証はありません。外傷などで眼圧が著しく低下した場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

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