視覚障害シミュレーションゴーグルの作り方
必要なもの
- ゴーグル(眼鏡の上から装着できるタイプ)
- 透明ガラスインサート
- フォームボード(発泡スチロール)
- カッターナイフ
- 視力検査表(エー字表)
- 透明なマニキュア(爪用)
- ティッシュまたはトイレットペーパー
- 電動ドリル
- スプレーヴァーニッシュ
作り方・手順
1. ゴーグル本体の準備
- 眼鏡の上から装着できる、全体を覆うタイプのゴーグルを入手します。従来の鼻パッド付きカップ型より快適です。
- 付属の透明ガラスインサートを1枚取り出し、フォームボードに円形を写し取ります。カッターナイフで円を切り抜き、光を遮る「オクルーダー(遮光板)」を作ります。
- シミュレーションごとに、オクルーダーまたは透明インサートを差し替えて使用します。
- 各シミュレーション後、被験者に視力検査表を読んでもらい、結果を記録して視覚への影響を定量化します。
2. 加齢黄斑変性(AMD)のシミュレーション
- ゴーグルに透明インサートを装着し、被験者の正面視線の中心に乾いたマーカーで印を付けます。
- その印の位置に、約0.5cmの透明マニキュアを少量置き、中心視野に欠損(暗点)を作ります。
- マニキュアがまだべたべたしているうちに、ティッシュで軽く拭き取ります。より重度にしたい場合は、1分間乾かしてから再度拭き、必要な濃さになるまで繰り返します。
- 被験者にゴーグルを装着させ、黄斑変性が視界に与える影響を体感させます。
3. 緑内障(Glaucoma)のシミュレーション
- オクルーダーの中心から少し外れた位置に、電動ドリルで小さな穴を開けます。穴はピンホールより大きく、視界を部分的に遮ります。
- 加工したオクルーダーをゴーグルの片側に取り付けます。
- 被験者に装着させ、緑内障特有の視野欠損を体験させます。
4. 白内障(Cataract)のシミュレーション
- 透明ガラスインサートの片面にスプレーヴァーニッシュを吹き付けます。
- 塗料がべたつき始めたら、ティッシュで軽く拭き取ります。拭くたびに不透明度が増し、白内障の濁りを再現します。
- 不透明度が目的のレベルになるまで、1分ごとに拭き取る操作を繰り返します。部分的に拭き残すことで、実際の白内障に近いムラを作れます。
- 完成したインサートを装着させ、白内障が視界に与える影響を体感させます。
