黄斑部の穴(マクラーホール)とは何か?

重要性

黄斑部の穴は、視力に大きな影響を及ぼす眼疾患です。放置すると視覚障害が一時的に悪化し、治療しなければ永久的な視力低下につながることがあります。

黄斑(マクラ)とは

黄斑は網膜の中心部に位置し、視覚の鮮明さや色彩感覚を担う重要な部位です。カメラのレンズのように、細部までくっきりと映し出す役割があります。

特徴

加齢に伴い、眼球内部の透明なゼリー状の硝子体が液化・収縮し、網膜を引っ張ります。この引っ張りが中心部に集中すると、黄斑に穴が開くことがあります。

原因

主な原因は加齢による組織の変化ですが、外傷、強度近視、黄斑ゆがみ(マクラーピッカー)、網膜剥離などもリスク要因です。

症状

突然の中心視力低下、読書や運転時の強い疲労感、直線が波打って見える歪み、視野中央に暗い点(盲点)が現れるなどが典型的です。治療しないと症状は進行します。

治療法

硝子体除去術(ビトレクトミー)で硝子体を取り除き、代替液で網膜を安定させます。術後は数週間、顔を下に向けた姿勢を保つことが推奨されます。

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