LASIK(レーザー視力矯正)における強化手術の概要と注意点

LASIK(レーザー角膜屈折矯正)は、近視・遠視・乱視を治すために最も広く行われているレーザー眼手術です。手術は角膜の形状を変えることで光の焦点を網膜上に合わせ、視力を改善します。手術自体は短時間で安全性が高く、回復も速いですが、手術後に視力が十分に矯正されていない場合や、角膜フラップに問題が生じた場合には、追加の強化手術(リトラクト)が必要になることがあります。

満足度に影響する要因

LASIK手術後の患者満足度は、以下の要素に大きく左右されます。

  • 角膜の健康状態と形状(手術対象となる組織)
  • 手術後の屈折誤差(20/20 もしくは少なくとも 20/40 が得られない場合)
  • 涙液の量と質、乾燥目の有無
  • 患者の年齢と手術前の期待値

強化手術が必要になる頻度

AllAboutVision.com の調査によると、LASIK 後に強化手術が必要となる患者は全体の 5%〜15%程度とされています。特に、50 歳以上で高度な遠視(老眼)を持つ方に強化手術の可能性が高くなる傾向があります。

視力矯正の強化手術

近視(ミオピア)のケースで、初回手術だけでは角膜組織の削除・調整が不十分だった場合に、再度レーザーを照射して視力を改善します。手順は初回と同様で、追加リスクはほとんどありません。

フラップの修復

LASIK では角膜にフラップ(薄い膜)を作り、その下の組織を加工します。フラップが薄すぎる、厚すぎる、またはしわができた場合、視界がぼやける、ハローやゴースト像が現れるなどの症状が出ます。こうした問題が生じたときは、フラップを再度持ち上げて調整する強化手術が行われます。

強化手術と初回手術の違い

基本的な手順はほぼ同じですが、新たにフラップを作らず、既存のフラップを再度持ち上げて処理する点が異なります。そのため、手術時間やリスクは初回とほぼ同等です。

費用について

多くの信頼できるクリニックでは、初回手術から 1 年以内に同じ医師が行う強化手術は追加料金がかからないケースが一般的です。1 年以降や別の医師に依頼する場合は、別途費用が発生する可能性があります。事前に料金体系を確認しておくことが重要です。

注意すべきポイント

手術後数日から数か月は視力が変動しやすく、定期的なフォローアップが必要です。術後 3 か月以内の軽い視力変動は通常の経過とみなされますが、3 か月以降もぼやけや視力の揺れが続く場合は、強化手術が検討されます。

LASIK 手術は高い成功率を誇りますが、万が一のために強化手術の可能性とその費用・手順を事前に医師と相談しておくことが、安心して手術を受けるポイントです。

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