アカントアメーバ角膜炎の治療法と予防策は?
アカントアメーバ角膜炎は、環境中に存在するアカントアメーバというアメーバが角膜に感染して起こる目の疾患です。汚染された水に多く含まれ、通常は健康に影響しませんが、感染すると激しい眼痛、充血、光過敏、視力低下、かゆみや涙目などの症状が現れます。放置すると視力低下や失明に至ることもあるため、早期治療が重要です。
薬物治療
- ポリヘキサメチレンビグアニド(PHMB)
- プロパミジン・イセチオン酸塩
- クロルヘキシジンジグルコン酸塩
- ポリミキシンB
- ネオマイシン
- クロルテトラミゾール
上記の点眼薬を単独または組み合わせて使用し、感染部位に直接作用させます。症状や感染の進行度に応じて投与頻度や期間が調整されます。
角膜移植
薬物療法だけでは効果が不十分な場合、角膜の損傷が進行します。その際は、ドナーから提供された健康な角膜組織を移植する角膜移植が検討されます。手術後の回復には数ヶ月から最大で1年程度を要し、定期的な検査と適切なアフターケアが必要です。
予防策
- コンタクトレンズ使用者は、シャワーやプール、温泉での装着を避ける。
- 水中でコンタクトレンズを使用する場合は、必ずゴーグルを着用し、使用後はすぐに処分する。
- レンズ装着・取り外し前に必ず手を洗う。
- レンズは専用の洗浄液でこすり洗いし、毎晩消毒液に浸す。
- 水道水でレンズを洗浄しない。
- レンズ保存ケースは週に一度洗浄・滅菌し、1〜3か月ごとに新しいものに交換する。
