目の構造と機能の解説

目は約30 mL(約30 g)ほどの重さしかありませんが、光を取り込み脳へ情報を送るという極めて重要な役割を担っています。カメラのように、光は眼球の各部位を通って最終的に網膜へと到達し、そこから脳へと伝えられます。

角膜 (Cornea)

光はまず角膜に入ります。角膜は目の前面にある透明な組織で、光を屈折させて焦点を合わせます。コンタクトレンズはこの角膜の表面に装着します。

前房 (Anterior Chamber)

前房は角膜のすぐ後ろに位置し、虹彩と瞳孔の間に広がる液体で満たされた空間です。緑内障では前房の角度が狭くなり、房水の排出が妨げられます。瞳孔は虹彩の中央にある開口部で、光が眼内に入る入口です。

水晶体 (Lens)

水晶体は虹彩と瞳孔のすぐ後ろにあり、光をさらに細かく屈折させて網膜に正確に像を結びます。加齢に伴い水晶体は柔軟性を失い(遠視・老眼)、やがて白濁(白内障)します。

硝子体 (Vitreous Humor)

硝子体は水晶体の後ろにあるゼリー状の透明な物質で、眼球の形状を保つ役割があります。光が網膜に届くために、硝子体は常に透明である必要があります。

網膜 (Retina)

網膜は数層の感覚細胞から構成され、カメラのフィルムのように光を電気信号に変換します。この信号は視神経へと送られます。

視神経 (Optic Nerve)

視神経は約100万本の神経繊維で構成され、網膜からの信号を脳へ伝達します。脳は受け取った信号を画像として認識します。

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