圧迫性視神経障害の診断手順

圧迫性視神経障害の診断手順

  1. 病歴の取得

    圧迫性視神経障害は、視力の緩やかな進行性低下、瞳孔欠損、しばしば中心暗点(中心暗所)が特徴です。症状は自覚しにくく、定期検診や片眼が失明した際に初めて気付くことがあります。

  2. 主訴の確認

    患者は色彩や明るさが低下したと感じ、視野が狭くなる(視野欠損)ことがあります。眼球がやや突出して見えることもあります。

  3. 眼科的検査

    屈折検査で視力低下と遠視傾向が認められることが多いです。ピンホール検査で周辺視野の欠損を確認し、色覚検査(イシハラ板)で色覚異常の有無を調べます。

  4. 瞳孔反応の評価

    暗い部屋で遠くの対象に視線を固定させ、約3秒間交互に強光を当てます。病変側の瞳孔が拡張したり、異常な反応を示すことがあります。

  5. 必要に応じた血液検査

    甲状腺眼症が疑われる場合は甲状腺機能検査を、サルコイドーシスが考えられる場合は血中アンジオテンシン変換酵素(ACE)濃度を測定します。

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