双極性障害は遺伝しますか?
双極性障害は遺伝する可能性がありますか? 可能性はあります。支援団体Bipolar Focusによると、親のどちらかが双極性障害である場合、本人がこの病気になるリスクは7倍から20倍に上昇します。遺伝的素因だけでなく、生物学的脆弱性、環境要因、生活出来事なども関与します。家族に双極性障害の人がいても、必ずしも自分が発症するわけではありません。
遺伝的素因
- 双極性障害は家族内で遺伝しやすいとされています。単一の遺伝子が原因というより、複数の遺伝子が関与し、環境要因も影響します。
遺伝の確率
- 一卵性双生児で片方が双極性障害の場合、もう一方が診断される確率は60〜80%です。対照的に、二卵性双生児で片方が患う場合、もう一方の発症確率は約20%です。
生物学的脆弱性
- 脳内の化学バランスの乱れなど、生物学的な脆弱性が障害に寄与します。これらは遺伝的に受け継がれることもあれば、環境的出来事への反応として現れることもあります。
発症のきっかけ
- 遺伝的素因があると、特定の要因が発症を誘発しやすくなります。ストレスフルな生活イベント、ホルモンの変動、薬物・アルコール乱用などの不健康な生活習慣がトリガーとなります。
その他のリスク
- 親や近親者に双極性障害があると、双極性障害でなくてもADHD、学習障害、気分障害、不安障害などのリスクが高まります。
